【パリヴリッタ・トリコーナアサナ「ひねった三角のポーズ」】
【ある風景】
「三角のポーズはできるようになったかな?」
「はい。こうですね」
「うんうん。良くなったね」
「それでは今日はこれを練習しよう」
「ひねった三角のポーズ」
「はい」
「💦フラフラして倒れてしまいます」
「そうだね。ヨガのどのポーズでもひねったかたちのバリエーションはどれも難易度が上がる。このポーズもきちんと三角のポーズを理解してないと安定してキープできないよ」
「きちんと理解?」
「そう。上体を倒して床に着いた手にしっかり重さがかかってないとフラついてしまうんだ」
「手は床についてるんだけど・・・」
「まだまだ上体を倒して手に重さをかけるのが足りないんだ。しっかり重さをかけれれば上体も楽になり胸も開いて安定するよ」
「そのためには・・・また、そこのヨガブロックを取ってくれ」
「こうして、しっかり手に重さをかける感覚をおぼえるんだ」
「はい💦」
「まだ少しフラフラするなあ」
「いいかい。ヨガのどのポーズにも重心がある。ひねった三角のポーズと先日やった三角のポーズとでは重心の位置が違うんだよ」
「はぁ💦」
「この写真で言えば出した左足と床に着いた右手の間(赤い矢印)が重心の位置だ。そこを感じなさい」
「はい」
ヨガのアサナ(ポーズ)はいつでも自分が今どんなかたちをとっているかをイメージしましょう
それが内観を鍛えることにつながります
参考に
棒を使って練習する写真も添付しておきます
(棒を使ってのヨガについてはあらためて詳しくまとめてアップする予定です)
【指導時の着目点と注意点】
・ひねった三角のポーズで通常の三角のポーズの習熟度をみる
・重心を意識させる
・ヨガブロックの使用
・顔の向きと内観